ミスコンで振袖!振袖選びで大切なポイントとは

2020.06.04

ミスコンで振袖の選び方
ミスコンにおすすめ振袖3点 ミスコンおすすめ古典柄の振袖3点 ミスコンおすすめ華やかな振袖3点 ミスコンおすすめ粋な振袖3点

近年、振袖ガールズにいらっしゃるお客様の中には「ミスコンで振袖を着たい。」という方がいらっしゃいます。

「振袖を持っていなくて困っている。」
「振袖を着たことがないので、何がミスコン向けか全く分からない。」

という方に向け、当店なりにどんなものを選べばいいかをお答えしていきたいと思います。

近年増えるミスコンでの振袖着用

近年増えるミスコンでの振袖着用

近年様々なミスコンが行われており、その中でも振袖の審査があるもの、またはあえて振袖を着る出場者がいるなど、ミスコンでの振袖のニーズは高まっているように思います。

基本的には主催者側から特別な要望がない限り、どんな物を選んでも問題はないはずですが、お客様が素敵に着こなさないと意味がありませんよね。
審査員の目に止まり、ほかの出場者とは違った自分らしい魅力を醸し出せるような着物を選びたいはず。

振袖の選び方に決まりはありませんが、振袖ガールズが大切と考える3つのポイントをご紹介します。

振袖選びのポイント1:個性的な古典柄を見つけよう!

個性的な古典柄

2016年から2019年の振袖の主流は古典柄。
このトレンドは2020年以降も続くと当店は考えております。
モダンやレトロ風なデザインよりも、ザ・日本!を感じるような古典文様を使った着物を選ばれる方が多く、それだけ人気の柄であると言えるでしょう。
万人受けするという点、また上品で清楚な女性像にぴったりという点から、ミスコンにも向いているのではないでしょうか。
それでも「他の出場者と同じような古典柄を選びたくない!」とお思いの方は、古典柄の中でも個性的な要素のある柄やデザインを選ぶなど、少し違った雰囲気のものを探してみましょう。

振袖選びのポイント2:ベースの色を選ぶ

ベースカラーを選ぶ

おすすめの選び方1では、柄から決めるという選び方をご紹介しましたが、ベースの色から選ぶというのもひとつの方法です。
ベースの色は着物全体で使われる割合の多い色ですので、その色の印象は強く残ることになります。
顔色をよく見せたり、全体をスッキリ見せるなど、ベースの色は重要な要素です。
好きな色を選ぶのが一番ですが、一般的な色選びの方法として、色白の方には紺・紫・赤などの濃いものをおすすめしています。
肌の白さをより引き立ててくれるからです。
逆に色黒の方には原色系のはっきりした色をおすすめしています。
特にお客様にこの色!という要望がなければ、上記をおすすめはしますが、自分をよく見せたい一心でご自身の趣味でない色をわざわざ選ぶことは避けていただくのが良いと考えております。
洋服でもそうですが、自分が気に入らないものを着ても自信を持って着こなせませんよね。

また1色だけを選べない場合は、何色かを候補にあげておくのも良い方法です。

振袖選びのポイント3:自分なりのこだわり・アピールポイントを持つ

自分なりのこだわりとアピールポイント

コンテストで目立つように、などの理由で振袖を選ぶ方もいると思いますが、何よりも自分の好みで、似合う色、柄、雰囲気のものを選ぶことが一番大切です。
その中でどうしてこのコーディネートにしたのか、自分なりのこだわりポイントをしっかり確立しておくことが必要です。
なんとなく選んだ振袖を着て出場するよりも、「どうしてもこの振袖で、このコーディネートで行くんだ!」という強い気持ちを持ってステージに上がった方が、自信がつくと思いませんか。

また、アピール材料として、ミスコンの主催者の企業カラーが入っている振袖を選ぶ、振袖や小物にコンテストの趣旨に合わせた柄や色を取り入れるなども遊び心があって面白いのではないでしょうか。
実際にそれが選考に重視されるわけではないですし、気づいてもらえるかはわかりませんが、こういった隠れたおしゃれも着物らしい粋な着こなしのひとつです。
もしも「どうしてその着物を選んだのですか?」と聞かれたら、しっかり答えられるくらいの自分のこだわりを持つことで、自信にもつながります。

まとめ

まとめ

ミスコンの振袖選びについて3つのポイントをご紹介しましたが、この中からひとつでも自分の重点をおきたいポイントがあれば、振袖選びに役立てていただけると幸いです。

振袖ガールズでは、随時お客様からの相談を受け付けておりますので、お悩みの方は是非ご相談ください。
長年着物レンタルをしてきた当社だからこそ、コーディネートは自信を持って提供させていただいています。
お客様の着物選びを私たちにも全力で後押しさせてください。

2021年ミスコンおすすめ振袖

ミスコンおすすめ振袖

MI-31古典利久:fg_204

伝統的な文様にモダンさが加わわった豪華な振袖

緑の豪華な振袖を着た女性 詳細ページ

甘さのあるグリーンの地色に、伝統的な文様の花が映える振袖です。
かわいらしく華やかな「桜」や、格調が高い「菊」、愛らしい「もみじ」が、丸くぽってりとアレンジされています。そして、なじみ深い古典文様が、大胆にくっきりと描かれてもいます。
トラディショナルでありながら、モダンさも感じるのは、どの文様も、白地が多くて、さらに大きく描かれているから。また、はっきりとした形と、はんなりとやさしい形とが、リズムよく並んでいるからです。
金駒(きんこま)刺しゅうとよばれる、太い金の糸を別糸で留める技法で文様が飾られ、さらに豪華な雰囲気になっております。
ポイントとなるのは、「蝶(ちょう)」の文様。姿かたちを変えながら成長していくことから、「不老不死」を象徴すると言われています。もちろん、そのものが舞う姿も美しいので、とても人気のある文様です。


桂由美赤地に慶びの古典:fg_216

古典の世界に浸る。華やかでエレガントな振袖。

ドレス以上にドレッシーな振袖を着た女性 詳細ページ

ブライダル業界に次々と新風をもたらしてきた桂由美。女性の美しさを知り尽くしたデザイナーと言っても過言ではないはず。そんな彼女が手掛ける振袖には、唯一無二の華やかさと上品さが備わっています。
鮮やかな朱を基調としたこちらの振袖も、圧倒されるほどゴージャス。松竹梅といったお馴染みの古典文様に、菊や橘、牡丹など和装ならではのモチーフが美しく描かれています。単独でもあでやかな檜扇やエ霞の中に、七宝や流水といった縁起の良い文様をあしらった演出も贅沢。
花の周りは道長取りで文様が広がり、おめでたい雰囲気を盛り上げているようです。両方の袖にも縁起物である扇子が描かれ、放射状のラインが遊び心のあるアクセントに。花で飾られた花車文がひそやかに佇む様子もエレガント。古典の世界にたっぷりと浸れる一枚です。


桂由美 YK509 グリーン:fg_225

憧れのクラシックテイスト。日本の四季を味わいながら。

憧れのクラシックテイストの振袖を着た女性 詳細ページ

和のテイストで格式高く装いたいなら、伝統柄をふんだんに取り入れた桂由美デザインの振袖がおすすめ。日本画を思わせるような情緒豊かな色調には、クラシックな気品が漂います。お祝いの席に好印象をもたれる美しい柄行で、社交の華となれるでしょう。
百花の王ともいわれるゴージャスな牡丹を正面に置いて晴れやかに。縁取りには金彩が使われていて、本物の花のような立体的な美しさを楽しむことができます。一年を通じて葉を茂らす松もあれば、春を寿ぐ梅や桜が舞い、秋を彩る菊も咲き誇るという、日本の四季の美しさが凝縮された柄行。円を繋いで文様化した七宝文や、鹿の背中のまだら文様をデザインした鹿子文など、古くから親しまれてきた文様もあしらわれています。古典の美が持つ華やぎに包まれ、贅沢なひとときを過ごすことができるでしょう。


MI-65 貝桶と松竹梅 絞り:fg_257

ビタミンカラーがキュートにときめく振袖

ビタミンカラーがキュートにときめく振袖を着た女性 詳細ページ

ビタミンカラーのオレンジがみずみずしい乙女の印象を感じる振袖、描かれた絵柄にも素敵な意味が沢山込められています。
肩から裾まで雲柄の中に描かれた菊の模様は、丸く傘を開いたように咲き、その形が太陽を思わせることから花柄の中でも最高位の位置にあります。「長寿」や「邪気祓い」などの意味のほか「高貴」や「高尚」などの意味もあり古来より人々に愛され好まれて使用されてきたことがわかりますね。
ひときわ華やかに幾重にも花びらを咲かせる牡丹の花は、百花の王と言われるほどその存在は大きいです。「幸福」や「富貴(ふき)」と言う意味を持ち豪華なことから美しい女性の座る姿にもよく例えられています。
牡丹の横にメインとなる貝殻を入れる箱は「貝桶(かいおけ)」と言われ平安時代より嫁入り道具の一つとして存在していました。貝殻は2枚で一対になるため「夫婦和合」や「良縁」の意味を持ち幸せな結婚生活を願ったものなのでしょうね。貝殻にも豪華な絵柄が施されとても素敵な習慣です。
裾もとや袖もとに伝統技術の赤の絞りが施され可愛らしさをアピールしよりキュートにときめく振袖です。


MI-68 絞りに花浪漫:fg_261

スィートな雰囲気を纏う。初々しさを引き出す、可憐な絞りと花模様

可憐な絞りと花模様の振袖を着た女性 詳細ページ

まるで夢の花園のような柄ゆき。白地にピンクと若草色の絞りが可憐でスィートな雰囲気の振袖です。
上前正面、おはしょりのすぐ下に配された桜や八重の梅は可愛らしい表情。葉の若草色が優しいコントラストになっています。甘やかなピンクの絞りの上には、はっきりとした輪郭の一重菊が置かれ、撒糊散らしを散りばめた赤い瑞雲へと視線をつなぎます。おめでたい松が花々の間からひょっこり顔を出し、祝賀ムードを高めています。メインの文様である牡丹は、ひたすらゴージャス。金糸刺繍でふちどられ、金彩で花芯を彩色した桜のほか菊や梅を従え、百花の王の面目躍如といった趣です。
正面膝下は斜め取り風の白地をまばゆい金色の桜や花輪違いがキラキラ彩り、裾先の華麗な絞りを引き立てています。さりげなく「松竹梅」の文様が隠されているところも、奥ゆかしさを感じさせます。
向かって右袖は白地が清々しさを印象づける一方で、袂の絞りの赤が豪奢さをプラス。スィートで清々しい雰囲気なのに、ゴージャスな振袖は若い世代ならではの初々しさを引き出します。さまざまな節目の日や佳き日の宴に、どうぞ。


MI-72紅赤松竹梅古典:fg_270

深い赤に映える、古典文様が華やか。大人の風格も!

深い赤に映える振袖を着た女性 詳細ページ

こっくりとした深い赤の地色に、豪華な金箔の瑞雲や染め疋田(そめひった)の笠松文などを大胆に配した大人の風格漂う振袖です。
上前中央は金箔の瑞雲を背景に3つの笠松文が置かれ、それぞれに梅、菊、椿が詰められています。刺繍をほどこした菊を詰めた笠松文の奥からは、吉祥文様を詰めた竹の葉が伸びています。このように文様を重ねた凝った仕掛けで「松竹梅」が完成。松竹梅は、日本人なら誰もが知るおめでたい吉祥文様です。そして竹の葉に詰められた文様のなかでも、揚羽蝶は有職文様のひとつ。平家ゆかりの家々の家紋としても知られています。
正面膝下のあたりには優美な藤の花を詰めた濃紫の熨斗(のし)が置かれ、金箔の瑞雲を模様の区切りとして竹の葉と亀甲花菱が愛らしい表情を見せています。特に白地の竹の葉が清々しいアクセントになっています。裾に向かって伸びる熨斗も小笹も可憐です。
向かって右の袖は、袖山から袂に向かってまっすぐに伸びる熨斗が優美な印象。袂の瑞雲に描かれた橘や笹の葉に詰められた宝尽くし文様が、大人女性にふさわしい可憐さを添えています。古典美を感じさせる振袖は、ハレの日を彩る格別の一枚となるでしょう。


青柳・春秋満開:fg_315

春秋満開の花々が美しい「青柳」の振袖

春秋満開の花々が美しい「青柳」の振袖を着た女性 詳細ページ

伝統の技術を生かしながら、決して人とは同じものは作らないと徹底したこだわりを持つ「青柳」ブランド。ほんとうに「着て美しい」着物をテーマにし春秋満開の素敵な振袖が仕上がりました。春秋満開の素敵な花々には素敵な意味が込められています。
振袖全体に描かれている花吹雪のような桜の花は舞い踊る姿がとても素晴らしいです。五穀豊穣の神が宿るとされ「豊かさ」の象徴であり新しい門出には好まれて描かれていますね。そのほか「精神の美しさ」や「優美な女性」を意味しています。可憐な姿は古来より愛されてきた桜ならではの美しさなのでしょうね。
美しい女性の座る姿に例えられる牡丹の花も描かれています。幾重にも重なる大きな花びらが存在感を感じ花の中でも王と言われるほどです。「幸福」や「高貴」など素晴らしい意味もあり振袖の印象をグレードアップしています。
桜と共に描かれている長寿の象徴である菊の花、丸く可愛らしい形から命の源である太陽を思わせることから花の中でも最も位が高く「無病息災」や「高潔」「高尚」などの意味を持っています。
ひそかに描かれている可憐な桔梗花は「気品」や「誠実」など女性にとってうれしい意味が込められています。


MI-106花扇白×青絞り:fg_316

青絞りの爽やかな色合いが美しい振袖

青絞りの爽やかな色合いが美しい振袖を着た女性 詳細ページ

さわやかな空のような青絞りの振袖、平和で清潔感あふれる印象を感じられます。青色は世界的に1番人気の色で「集中力を高める」や「栄光」と言う意味があります。そんなさわやかな振袖に素晴らしい意味が込められた花柄絵模様が描かれています。
宮中で用いられる木製の扇に飾られている花々、そのなかでもひときわ目を引く「牡丹」の花は、幾重にも重なって咲く花びらが華やかな事から古来より百花の王と称えられ「幸福」や「富貴(ふき)」の意味が込められています。
その横には花びらのフォルムが可愛らしい「梅」の花、寒さ厳しき冬に、香り高く咲くため忍耐があり生命力の象徴としてめでたいものとされています。
ともに描かれているハートの形の橘(たちばな)の絵柄は格調高い文様としてよく用いられ、葉が四季を通じて緑色を保つことから「永遠」や「不老不死」の意味が込められています。
牡丹の横には同じく葉の色が常緑を保つ「椿」の花が描かれています。樹齢が長く聖なる木とされ「不老長寿」の意味を成し、古来より縁起の良いものとされてきました。
振袖の裾もとには「高貴」や「高尚」の意味を持つ「菊」の花が描かれています。天皇家や皇家の菊花紋章(十六弁八重表菊紋)として有名ですね。


桂由美YK-351:fg_336

古典的な吉祥文様を軽やかに、現代的にアレンジ。桂由美デザインの振袖を愛らしく着こなす

桂由美デザインの振袖を着た女性 詳細ページ

白地に配された、色とりどりの古典柄。なのに、現代的でキラキラまばゆく感じられるのは、桂由美デザインだからでしょうか。桂由美は、世界的に評価の高いブライダルデザイナーです。その桂由美が手掛けた古典柄の振袖は、配色にも古典文様の選び方にも、独自のセンスが光ります。
柄を一つひとつ見てゆきましょう。上前正面には、何本もの幅広リボンのような熨斗(のし)が配されています。熨斗自体が吉祥文様のひとつですが、熨斗のなかにも七宝つなぎや橘、菊、地紙などの吉祥文様が幾つも詰められています。その熨斗を背景に置かれているのは、笠松文と菊や梅の花の丸文。松は延命長寿を象徴します。皇室の御紋にも使われている菊には金駒刺繍がほどこされ、高貴な印象を高めています。さらに目を引く熨斗は、赤と黒の染め疋田(そめひった)。特に裾先に置かれた黒い染め疋田には金彩の花の丸文が置かれ、重厚さを加味しています。
向かって右袖の柄ゆきは上前とほぼ同じ構成ですが、白地が多いせいか、軽やかな雰囲気です。若草色の熨斗と、黒の染め疋田が詰め込まれた大輪の一重菊が可憐な若々しさを強調。古典的な色合いの花々を引き立てています。
伝統の吉祥文様を現代感覚でアレンジした振袖は、愛らしさを際立たせてくれることでしょう。

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