成人式の着物の選び方とは

2020.06.02

成人式で失敗しない選び方
成人式におすすめ振袖3点 成人式おすすめ桂由美の振袖3点 成人式おすすめ華やかな振袖3点 成人式おすすめレトロの振袖3点

成人式は子供から大人への階段を登る大きな一歩ですね。
一生に1回の大切なイベントであるからこそ、この日のために随分早くから振袖を決める方が多くいます。

数年前には、着物レンタル店の倒産で着物が届かないという事件が起きたのも記憶に新しいですが、この事件をきっかけに最近の傾向としては成人式の数ヶ月前や直前に予約をする方も増えて着ました。

また、近年「ママ振袖」と呼ばれるお母さんの振袖を着ることもトレンドになっています。

上記のようにこの数年でも成人式を取り巻く状況が変わって来ており、さらに2022年の4月1日からは18歳または19歳の方が成人になるため、成人式はどうなるのか!?と着物業界でも予測ができない状況です。

そんな状況でありながらも、一生に一度の成人式に着物を着ることは非常に特別なことです。
こちらのページでは、成人式にとっておきの1着を着ていただくため、振袖ガールズなりの振袖選びのアドバイスをご紹介します。

こだわりのポイントを決めよう

こだわりのポイント

好みが変わりやすい年齢だからこそ、こだわりポイントを決めておこう!
成人式の振袖を購入やレンタルする場合、人気のものはすぐに予約済みとなってしまうため、とにかく早くから振袖選びを始める方が多いのが現状です。
早い方だと高校生のうちに決めてしまう方もいるとか。
それだけ、成人式でどんな振袖を着るかにこだわりを持っている方が多いのですが、あまりに早く選ぶことのデメリットもあります。

それは、ご自身の好みや世の中のトレンドが変わってしまうこと。

例えば高校生のうちに着物を決めたものの、20歳になる頃には好みが変わってしまい、違う着物にすればよかったかな、なんて思ってしまう方がいたりします。
10代から20代という生活だけでなく、趣味趣向も変わりやすいこの世代では珍しいことではありません。

既に予約してしまった着物を直前になりキャンセルして探し直すのは難しいですよね。
では、どうすれば良いのか?という点ですが、振袖ガールズでは「こだわりのポイントを持つ」ことが大切だと考えています。
「当時の私はこういう思いでこの着物を選んだんだ。」と思えれば、20歳になり少し好みが変わっていたとしても、その振袖を受け入れられるのではないでしょうか。
着物を決める時に、どうしてこの着物を選んだか、20歳の自分にどんな思いを込めたのか、をしっかり覚えておきましょう。

数多くの振袖を見よう

数多くの振袖を見よう

どんな振袖が良いのかを知るためには、様々なカラーやデザインの振袖を見て、イメージを膨らませることが一番大切です。

当店では、その年の成人式が終わってすぐに次の年のレンタル予約をスタートさせます。
確かに人気のあるものは予約スタートと同時に売り切れになってしまうものもありますが、世の中には本当に沢山のデザインの振袖があります。
当日に「本当にこの振袖でよかった!」と思えるよう、焦らずにウェブサイトで検索したり、試着をしたりしながら、ぜひイメージを固めてみてください。

悩んだら振袖ガールズにお任せください。

悩んだら振袖ガールズにお任せ

ご紹介した振袖選びのアドバイスはほんの一例です。
みなさんそれぞれの思いを込めて振袖を選ぶことと思いますので、参考にしつつも自分の気持ちを大切に選んでみてください。

振袖ガールズ では非常にたくさんの振袖を扱っています。
当店のコーディネートは、コーディネーターが厳選した振袖とそれに合う帯や小物を選んでいますので、焦らず安心してお探しいただけます。
また予算でお悩みの方もいるかもしれませんが、振袖ガールズではネットでのフルセットレンタルをお安く提供しております。

せっかくの成人式。
自分の納得する着物を着て、人生の門出を気持ちよくお迎えください。

2021年成人式用おすすめ振袖

2021年成人式おすすめ振袖

R501:fg_85

薔薇尽くしで愛らしさ全開!西洋の雰囲気を感じるモダンな振袖。

薔薇尽くしで愛らしさ全開の振袖を着た女性 詳細ページ

モダンで可愛らしい印象を受けるこちらの振袖。写実的な薔薇が華やかで伝統的な着物柄とは一味違うスタイルが魅力です。
「薔薇」は西洋から入ってきた植物で、着物の文様として使われるようになったのも大正時代。長い着物の歴史と比べると新しい文様なんです。
「薔薇」が愛情や美しさの象徴であり、おめでたい場面にはぴったりであることから現代でも人気があります。
こちらの振袖、薔薇だけが描かれていると思いきや、実はいろんな植物が描かれているんです。
西洋風の「唐草模様」はピンクやブルーを使って可愛らしく描かれています。「唐草」は地面を這ってどこまでも広がっていくので生命力の象徴と言われています。
薔薇の間を縫うように登場しているのが「スズラン」。フランスでは愛する人に「スズラン」を贈る日があるそうで、幸福の意味も持つ人々に愛されるお花です。
さらに木からぶら下がる「ぶどう」、ヨーロッパ原産の「パンジー」も描かれています!
伝統の文様だけにとらわれず、可愛らしさを追求したデザインがとっても魅力的です。


MI-1黒ゴールド:fg_144

ドレス以上にドレッシーに。大人感漂うエキゾチックな装い。

ドレス以上にドレッシーな振袖を着た女性 詳細ページ

着物には珍しい文様を多く取り入れたことで、どこにもない個性的な装いが生まれました。重厚感漂うゴージャスなデザインは、ドレス以上の華やかさ。場の注目を一気に集めてしまうほどの、圧倒的な存在感を放っています。
きりりと効かせた黒の地色に、上品な伝統色の帯揚げを合わせることで大人っぽさをプラス。迫力ある柄行の帯が洒脱に決めてくれます。
上前にたっぷり描かれた文様は、大きな桜の花。花びらは深みのある朱で彩られ、ビロードのようなエキゾチックな光沢を放っています。縁にあしらわれた金や、花の真ん中に散らされたラメも豪華。袖や裾にかけては、華々しい地色へと移り変わり、パーティー感を盛り上げます。レースのような繊細な文様を描き込むことで、異国的な雰囲気がさらにアップ。大人の個性を楽しめる魅力的な振袖です。


MURUAイエロー:fg_191

大胆ながらどこか懐かしさもある、レトロモダンな装い

murua黄色の振袖を着た女性 詳細ページ

現代的で大胆な柄が着物らしい色遣いで描かれた、アンティーク着物のような雰囲気も感じさせる振袖です。
地色は少し落ち着いた、和の世界を感じさせる穏やかな黄色。幅広い肌色の方に合いやすい色味です。そんな地色の上に、薔薇の花と蝶々を大胆に描いています。薔薇の花は西洋では愛と美を象徴する、花の女王。西洋の印象が強いため、薔薇が描かれた着物はモダンな印象になりますね。大正モダンの着物などにも多く見ることができます。そして、花に舞う蝶の構図は、いつの時代も女性に人気のもの。こちらの振袖は、薔薇の花という柄のモダンさと、大きな柄付けの大胆さはありますが、色遣いはどこか懐かしく、着物らしさを感じさせます。地色の黄色もですが、柄に使われているピンク、紫、紺、グリーンといった色も微妙にトーンが落ち着いているからでしょうか。会う相手にも、着物としての好印象を与えることができそうです。
モダンさを求めつつ、着物らしさ、レトロな雰囲気も欲しい方にお薦めの振袖です。


桂由美YK944白×グリーン:fg_229

独創的なのにフォーマル。一度は着てみたい桂由美デザイン。

独創的なのにフォーマルな桂由美の振袖を着た女性 詳細ページ

どの方向からも美しく魅せるのが桂由美のデザイン。和装だって、正面はもちろん、袖や袂、後ろ姿までもが華やぎに満ちています。独創的な柄行が新鮮なこちらの振袖も、自信たっぷりに装える一枚。フォーマル感のある地色の上に、グリーンや紫で彩られたモチーフを巧みに置いて個性豊かな表情に仕上げています。
特に美しく輝くのは、贅沢な刺繍が施された大きなバラの花。花弁に薄いブルーをあしらい、縁取りに金を使うことで、高貴な表情に。周りの金彩と共に浮き上がるような立体感が加えられています。
袖や袂にさりげなく蝶が舞う様子もロマンチック。下にかけて濃い色へと変わり、足元は漆に蒔絵を描いたような優美なシーンになっています。クールカラーで彩られた贅沢な世界。桂由美デザインの醍醐味を思う存分味わうことができます。


Y-625MI-69茶紫に牡丹 絞り:fg_262

大人に憧れるあなたに。しっとりと情感豊かな絞りの振袖を

しっとりと情感豊かな絞りの振袖を着た女性 詳細ページ

紫と見紛うほど深い色合いの焦げ茶地に、絞りに牡丹などの花を豪華に配した情感豊かな振袖です。
目を奪われるほど、魅力的なのは上前正面、膝上に置かれた赤の絞り。その上に大小さまざまの桜が置かれ、絞りの繊細さを引き立てるかのように咲いています。赤い絞りの隣には山吹色の絞りが重ねられ、笠松文を配置。隠れ笠や打ち出の小槌などの縁起モチーフが笠松文のなかに詰められ、お祝いの気分を高めています。上前中央は、さらに凝った文様が重ねられています。まず白の幅広リボンのようなものに艶やかな牡丹を配し、菊の花や桜が裾に向かって流れるように咲き誇ります。幅広リボンのような白地と七宝つなぎの熨斗(のし)の境い目には、細い緑と赤のラインが引かれ、色目の変化が目に爽やかです。熨斗は裾先の可憐な絞りへと視線をつなぎます。絞りは、手間のかかる染の技法で、高級なお着物に使われます。
向かって右袖は上前正面に比べ、一つひとつの文様がくっきりと配されています。袖口近くには絞りの桜が優美に咲き、分銅と菊が詰められた笠松文が置かれ、艶やかに咲く牡丹へと模様が続きます。繊細な絞りが詰められた雲取り文が優雅な風情を添え、袂に配された文様の取り合せもゴージャス。しっとりと大人っぽい装いに憧れるあなたにお勧めの一枚です。


桂由美YK-352赤:fg_325

着物全体に縦になびく熨斗が華やかで美しい。桂由美が表現する古典の世界!

熨斗が華やかで美しい桂由美の振袖を着た女性 詳細ページ

赤の地色が華やかなこちらの振袖は、桂由美らしい古典美を追求した1着。
古典的な文様をふんだんに使いながら縦に流れるよううな柔らかい雰囲気を出した正統派です。
着物の地紋には「紗綾形」という古くから女性のお着物に使われていた古典文様が入っています。
縦に流れる帯状のものは「熨斗」と呼ばれる進物に添えられる縁起物。熨斗一枚一枚にも絵が描かれて品のある仕上がりになっています。
中心に描かれる様々な色の花は「菊」です。「菊」は長寿の象徴であると共に、災いから身を守ってくれる縁起物。
金糸の刺繍や金彩を菊の輪郭にあしらうことで、更に華やかに仕上げています。
菊の上部の文様化された可愛らしい「松」は冬の寒さにも耐え、年中緑を絶やさないことから健康や忍耐の象徴です。こちらも金彩が高級感をプラスしてくれます。
裾の方に描かれた細かい水玉のような柄は「鹿の子絞り」を表したものです。絞りとは色を染めたくない部分を糸でくくり、色が染まらないようにし、柄を作る染色技法。
こちらのお着物は実際の絞りではありませんが、絞りの高級感と気品を感じさせるデザインになっています。
そんな豪華でおめでたい古典文様の豪華共演をお楽しみください!


吉澤の友禅大七宝松華文紺:fg_384

クラシカルで新しい希望のイメージを持つ振袖

白地古典柄の振袖を着た女性 詳細ページ

深い紺色に、クラシカルな文様が、あざやかな振袖です。
「七宝(しっぽう)」、「松文」、「梅文」とよばれる、昔からなじみのある文様を、大きくダイナミックに描きました。そのおかげで、かえって新しさを感じることができています。
また、配色もはっきりとしたいろどりで、明るくハレの日に映えます。
実は、古典の文様には、祈りや願いがこめられています。
「七宝」は、丸を少しずつずらして描いた文様ですので、丸=福で、それが広がっていくイメージを表しています。
「松」は、いつも葉が緑なため、長生きの象徴です。「梅」は、まだ雪の残る早春に花を咲かせるため、忍耐や純潔をあらわす文様です。
これらの文様は、あなたの夢や幸せを、守りたい気持ちをあらわしています。
着ることで、あなた自身が希望に満ちあふれてほしい、そんなおキモノです。


NICOLE-NC-329:fg_389

NICOLEブランドの梅がかわいい振袖

NICOLEブランドの梅がかわいい振袖を着た女性 詳細ページ

モデルでタレントの藤田ニコル。彼女がプロデュースするきものブランド「NICOLE(ニコル)」の振袖、「梅シルエットに鱗(うろこ)」です。
ふわふわとした、丸いかたちが「梅」の花です。 やさしく、かわいらしい雰囲気がただよいます。また、「竹」と「松」の文様も、同じようなテイストで描かれ、全体として「松竹梅」の縁起の良い文様のおきものに仕上がっています。また、はっきりとしたあざやかな色合いも、かわいらしさをさらに演出しています。
単純でかわいい三角形が並んでいる文様の部分は、「鱗文(うろこもん)」とよばれる古典柄。魔除けや、厄(やく)除けの意味もあります。この鱗文と、ボーダーのような太い縞柄が、モノトーンで入っているため、とてもモダンな雰囲気となっております。
また、いっそう大きな梅の形の中の、小紋とよばれる、ちいさな文様がはいっていたり、金糸の刺しゅうや、金色で文様がいろどられていたり。これらの小さな演出が、絵柄の全体に深みを与えています。
これらがまとまって、彼女のイメージにも近いかわいらしい雰囲気がする、とてもすてきなおきものです。


FR1412ツル赤:fg_2602

ちょっとカッコイイ。鶴尽くし文様の振袖に向鶴の帯

鶴尽くし文様の振袖に向鶴の帯を着た女性 詳細ページ

お肌をキレイめに見せてくれる赤い地色に、舞い飛ぶ鶴尽くしの振袖です。
振袖を着る機会といえば、なんといっても成人式。人生でたった一回しかない大イベントは、ちょっぴり冒険してみたい。たとえば古典的なお約束を守りながらも、ほんの少しアバンギャルドな雰囲気を味わえる振袖。頑張らなくても手が届く、お手軽なジャポネスク。そんなワガママをかなえてくれるのが、この鶴尽くしの振袖です。
鶴は、お着物の文様としては格式の高い文様。延命長寿を象徴する吉祥文様として知られています。このにぎにぎしい鶴たちはカワイイには遠いけれども、ちょっとカッコイイ。だからミラクルな振袖コーディネートをクールに決めるのは、黒地に向鶴(むかいづる)の袋帯です。ちなみに向鶴は、有職文様(ゆうそくもんよう)のひとつ。有職文様とは、平安時代以来、公家の服装や生活用品の装飾に用いられた優美な文様の総称です。格式をしっかり押さえて、インパクトのあるコーデを決めちゃいましょう。

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